Release 劇場公演
PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「ラビット・ホール」上演決定!
2023年1月17日
最高のキャスト&藤田俊太郎の演出で上演!
2007年にピュリツァー賞を受賞した戯曲「ラビット・ホール」(Rabbit Hole)は、傷ついた心が再生に至る道筋を、家族間の日常的な会話を通して繊細に描いた傑作として知られている。2010年には、ニコール・キッドマンの製作・主演により映画化もされ、数多くの映画賞に輝いた。
この珠玉の物語を、近年最も熱い注目を集める藤田俊太郎の演出と、最高の俳優たちの競演で上演することが発表された。
4歳のひとり息子を亡くした若い夫婦ベッカとハウイー。息子は、飼い犬を追いかけて飛び出し、交通事故にあった。ふたりの悲しみへの向き合い方は真逆で、お互いの心の溝は広がるばかり。妻ベッカは、彼女を慰めようとする妹や母親の言動にもイラつき、深く傷ついていく。ある日、事故の車を運転していた高校生ジェイソンから会いたいと手紙が届く。それを読んだベッカは・・・・悲しみの底から、人はどうやって希望の光を手繰り寄せるのか。人間の希望の本質とは何か。「ラビット・ホール」は、わたしたちの身の回りのありふれた風景や会話から、確かな希望の光を鮮やかに紡ぎ出す。
藤田俊太郎熱望の戯曲を演出!
演出は、「ジャージー・ボーイズ」(2016,18,22)、「天保十二年のシェイクスピア」(20)、「NINE」(20)など優れた作品で、数々の演出家賞、作品賞に輝く藤田俊太郎。藤田俊太郎は2017年からPARCO劇場のレパートリーである朗読劇「ラヴ・レターズ」の演出を手掛けている。またパルコ・プロデュース作品としては、2017年に「ダニーと紺碧の海」を紀伊國屋ホールで演出。演劇への熱烈な愛をこめて作品創りに邁進する演出家が、念願の戯曲で宮澤エマをはじめとする屈指の俳優陣と共に、胸に迫る舞台を届ける。
実力派キャストによる演技合戦に注目!
主役ベッカは、今回が舞台初主演となる宮澤エマ。舞台に留まらず22年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」をはじめ、その確かな演技力で近年映像での活躍も目覚ましく大注目の宮澤エマが、至高の戯曲に挑む。そして夫ハウイー役は、作品毎に観客の支持を高め続け、本年度第57回「紀伊國屋演劇賞個人賞」を受賞した成河。宮澤エマと成河による夫妻の繊細かつ豊かであろう台詞の応酬に期待が高まる。妹イジー役は、蜷川幸雄の「ネクスト・シアター」が生んだ大型女優、土井ケイト。藤田俊太郎作品の常連女優でもある土井のイジーは舞台を弾ませるに違いない。また、事故を起こした高校生ジェイソン役は、人気グループ「7ORDER」のボーカルで舞台等でも多くのファンを魅了する阿部顕嵐とオーディションで抜擢された山﨑光がダブルキャストで演じる。そしてベッカとイジーの母ナット役は、数多くの演出家から厚い信頼を集めるシルビア・グラブ。「三谷幸喜のショーガール」や森新太郎演出「ジュリアス・シーザー」(21)など、PARCO劇場には欠かせぬ女優だ。
あなたの希望は、あなたと共にある。すべての人に響く物語。
2023年春、今最も出会いたい再生の物語を、PARCO劇場の50周年イヤーに相応しい素晴らしいキャストと演出で繰り広げられる。是非注目していただきたい。
PARCO劇場開場50周年記念シリーズ
ラビット・ホール
作:デヴィッド・リンゼイ=アベアー 翻訳:小田島創志 演出:藤田俊太郎
出演:宮澤エマ 成河 土井ケイト 阿部顕嵐/山﨑光(ダブルキャスト) シルビア・グラブ
公式サイト:https://stage.parco.jp/program/rabbithole
ハッシュタグ:#ラビット・ホール
[公演日程] 2023 年 4 月 9 日(日)〜4 月 25 日(火)
[会 場] PARCO 劇場(渋谷 PARCO 8F)
[入場料金(全席指定・税込)] 11,000 円
U-25 チケット=6,000 円[観劇時 25 歳以下対象、要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、
当日指定席券引換/「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみの取扱い、指定席との連席購入不可
(連席ご希望の場合は指定席をご購入ください)]
[一般発売日] 2023 年 2 月 11日(土)
【公演の内容などについてのお問い合わせ】
◆株式会社パルコ エンタテインメント事業部 田中希世子(制作)wata-kiyo@parco.jp 沢田侑穂(制作)sawad-yuki@parco.jp |
[お問合せ]パルコステージ 03-3477-5858(時間短縮営業中) https://stage.parco.jp/