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Release オーディション

新国立劇場演劇研修所 新・入所生募集!

2025年11月17日

個性豊かで自立した俳優をめざして

2005年4月に設立され、20年以上の歴史をもつ新国立劇場演劇研修所では、この度2026年入所の新入所生・第22期生を募集。
俳優を目指す方、演劇が好きな方、舞台に関わりたい方、 新国立劇場演劇研修所で個性を活かして技術を磨き、「俳優」への道を進みませんか。

新国立劇場演劇研修所では、初めに俳優として必要な基礎的実技の訓練を行い、シーンスタディを経て、新国立劇場小劇場での年3回の公演へと進む、劇場附属の20年以上続く研修機関ならではの実践的できめ細かな3年間のカリキュラムを提供しています。講師を務めるのは、今日の日本演劇界を牽引する演出家、劇作家、翻訳家、実演家や舞台技術者です。また、幅広い知識と教養の習得のため、都内各地での舞台鑑賞のほか、広島・沖縄などでの国内研修など、総合的なサポートを行っています。 修了後は新国立劇場の演劇公演への出演をはじめ、幅広い舞台出演、テレビ・映画や声の仕事など、その活動の場を年々広げており、高い評価を得ています。

 

【演劇研修所 所長 宮田慶子 コメント】

「俳優になりたい」・・・。その想いの元はどこにあるのでしょうか。
「大好きな俳優さんがいるから」「物語の主人公になってみたいから」「自分自身を変えてみたいから」「舞台に立って表現をしてみたいから」「熱い仲間とものづくりをしたいから」などなど・・。
そのどれもが「俳優になる道」の第一歩に間違いありません。未来はすべて「未知」なのですから、今はなんの手掛かりもなく、ただ純粋に「想い」だけがあれば良いのです。
その想いを大切に、具体的で実践的にプログラムされたトレーニングによって、実感と手がかりを重ねて進んでいくことが、夢をステップアップするためにはとても重要です。一人一人と丁寧に向き合う研修を受けることによって、もしかしたら自分自身でも気づけていなかった個性を活かし、それぞれの魅力を持った実力のある「俳優」の道を歩き出すことができます。
その道の先に、プロとしての充実した舞台での活躍がひらけます。
今こそ自分の夢に、思い切って飛び込んでみてください。

 

第22期生(2026年度入所)募集概要

研修期間    3年間(2026年4月~2029年3月修了予定)

募集人数    16名程度

出願資格
①プロフェッショナルな俳優としての舞台活動を目指していること。
②高等学校卒業もしくは同等の資格を有すること。
③2026年4月1日時点で満18才以上、満30才以下であること。
④心身ともに健康であること。
⑤外国籍者の場合、日本語が理解できること。
および、研修期間中の日本国内滞在許可が取得できること。

選考試験日程
第1次試験:2025年12月17日(水)、18日(木)のいずれか1日
第2次試験:2025年12月20日(土)
第3次試験:2025年12月21日(日)

場所     新国立劇場リハーサル室(初台)、芸能花伝舎内新国立劇場演劇研修所(西新宿)

受験料    11,000円(税込) ※振込手数料はご負担ください。

新国立劇場演劇研修所第22期生選考試験ウェブサイト
https://www.nntt.jac.go.jp/dramastudio/audition/

 

募集要項・願書受付期間

募集要項(※以下リンクからダウンロードが可能です。)
https://www.nntt.jac.go.jp/dramastudio/audition/pdf/nntdramastudio-2025selection_22.pdf

願書受付期間   2025年11月4日(火)~12月2日(火)(郵送書類必着)
提出書類等    詳細は募集要項およびウェブサイトでご確認ください。

 

入所料・授業料・奨学金について

入所料     入所時 33,000円(税込)

授業料     年額 242,000円(税込)
注)納入された授業料は、理由の如何にかかわらず返還しません。税制の変更により、かかる消費税額が変更される可能性があります。

奨学金     2・3年次生 月額 60,000円給付
注1)1年次生は奨学金の給付はありません。
注2)2年次生へは評価会によって研修の継続を認められた者が進級します。

 

カリキュラム

1年次 俳優としての基礎固め ―演劇に主体的に関わる―

俳優としての声・身体と言語をつなぐ基礎的な訓練に力点をおきます。あわせて、戯曲や言葉に対する理解力を高め、言葉が俳優の身体を通して台詞として実体化されるプロセスを学びます。また、劇作家、評論家、舞台技術者による演劇史や理論のレクチャーによって、演劇の本質についての思考能力を鍛えます。

日本舞踊

戯曲研究

 

2年次 キャラクターを創造する ―俳優としての出発―

さまざまな役柄に挑む過程で、俳優として「心」「身体」「声」を自由に使ってキャラクターを創造すること、相手役の存在を意識することを習得し、戯曲の提示する世界を全体として把握する力を養います。また、一つの演技法に固執せず、日本の伝統芸能を含むさまざまな演技法を学習することにより、現代の多用なスタイルの演劇に対応し、演出家の要望に応える訓練も行います。

シーンスタディ

狂言

特別授業(海外招聘講師)

 

3年次 舞台実習により役柄を確立する ―舞台人として働く―

実践的な舞台実習を中心に、幅広い演技を身に付けるとともに、劇場スタッフとの関わりの中で、自立した舞台俳優としての自覚を養い、方向性を見つけていきます。

第19期生公演 朗読劇『少年口伝 隊一九四五』 写真:宮川舞子

第18期生公演『ロミオとジュリエット』 写真:細野晋司

第18期生修了公演『美しい日々』 写真:宮川舞子

 

 

お問い合わせ先

新国立劇場演劇研修所 第22期生選考試験係
〒151-0071 東京都渋谷区本町1-1-1
Tel:03-5351-3011(代)(月~金10:00~17:00/土日祝を除く)

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