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Release 劇場公演劇場公演(追加情報)

東京芸術劇場にて、古典の名作を基にした二作品『NORA』と『リア王 -King Lear-』の上演が決定しました!

2026年3月2日

東京芸術劇場が2026年度岡田利規新芸術監督(舞台芸術部門)の下、現代に問う古典2作!

『NORA』

【原作】 ヘンリック・イプセン『人形の家』 【演出】 ティモフェイ・クリャービン 【主演】 黒木華

【公演情報】2026年7月15日(水)~7月26日(日)(予定)

東京芸術劇場 プレイハウス ※ほか 宮城、愛知公演他予定

『リア王 -King Lear-』

【作】 ウィリアム・シェイクスピア 【翻訳】 松岡和子 【演出】 森新太郎 【主演】内野聖陽

【公演情報】2026年9月21日(月・祝)~10月4日(日)(予定)

東京芸術劇場 プレイハウス ※ほか 新潟、愛知、兵庫、岡山、福岡公演予定

 

主催・企画制作  東京芸術劇場

特設HP:https://www.geigeki-classics.jp

 

東京芸術劇場は、2026年度、黒木華主演、ティモフェイ・クリャービン演出による、ヘンリック・イプセンの『人形の家』に基く新作『NORA』と、内野聖陽主演、森新太郎演出によるウィリアム・シェイクスピアの名作悲劇『リア王』の、<古典>2作品を上演します。


岡田利規新芸術監督(舞台芸術部門)の下で展開する、東京芸術劇場の新たなラインナップ。古典作品を斬新に現代へ問いなおす連続企画、気鋭の演出家と実力派キャストを迎えて始動!

東京芸術劇場では、2026年度より岡田利規を芸術監督(舞台芸術部門)に迎え、さまざまなラインナップを展開します。その一つとして、古典作品を徹底的に現代に問い直すことに継続的に取り組んでいきます。26年度は、イプセンの名作『人形の家』を現代のスマホ中心の生活に移して描く『NORA』と、老齢化社会においてとみに注目を浴びるシェイクスピア傑作悲劇『リア王』を相次いで上演致します。

『NORA』は、ロシア出身の、ヨーロッパで活躍する若手演出家ティモフェイ・クリャービンの代表作です。2019年、全編手話で上演した『三人姉妹』をひっさげ来日し、観客を驚嘆させたクリャービンの演劇的仕掛けが本作でも展開。黒木華はじめ今乗りに乗る俳優が顔を揃えます。

『リア王』は”老い” “世代交替”という現代社会に通底する大きな課題を描き、近年顕著に上演が増えている作品です。名匠 森新太郎の演出により、この役を演じることが念願だった内野聖陽がタイトルロールを演じ、個性豊かな実力派俳優が結集します。

 

『NORA』

近代劇の“古典”が今を生きる我々の物語に。

ヨーロッパ各国の演劇フェスティバルで活躍する演出家のティモフェイ・クリャービンが手掛ける『人形の家』。

そのキーアイテムは……「スマホ」?

タイトルの『NORA』は傑作古典と名高い『人形の家』(原題:The Doll House 作:ヘンリック・イプセン)の主人公「ノラ」の名前に由来しています。1879年ノルウェーで生まれたイプセンの『人形の家』は「父権的な家庭からの脱却」や「女性の自立」を描いた先駆的な作品で、現代のトロフィーワイフ的な扱いを受けるノラがあることをきっかけに夫・ヘルメルの元から離れていく物語です。(注…トロフィーワイフ/Trophy wife:社会的、経済的に成功した男性が自らのステータスを誇示するために結婚した若く容姿端麗な女性を指す)

19世紀末の初演から今日まで世界各国で上演されている『人形の家』を大胆に現代風にアレンジした演出で魅せるのはヨーロッパで最も注目を集める演出家のティモフェイ・クリャービンです。抒情的でありながら、人間の深奥にぐさりと切りこむシャープな演出は世界中の演劇ファンを虜にしており、彼が演出した『三人姉妹』(作:アントン・チェーホフ)は全編が手話で演じられ、上演されるやいなや注目を集め、ロシアで最も権威ある演劇賞を受賞し、ヨーロッパ各国の芸術祭で大きな話題となりました。 東京芸術劇場は2019年に『三人姉妹』を東京芸術祭にてプレイハウスで上演し、そのストイックな演出は見る側に大きな衝撃と感動を与えました。

この度、すでに各国で大評判である彼の代表作『NORA』を日本人の俳優と共に上演することが決定しました。“古典”と呼ばれるこの会話劇をクリャービンは大胆にメッセンジャーやフェイスタイムというSNSでテキストを送り合う“今ならでは”のコミュニケーションで表現をすること決めました。セリフの8割は物語の登場人物たちが手元のスマートフォンを用いてやりとりします。登場人物らが打つスマホの画面はリアルタイムで舞台上にあるスクリーンに映し出されます。

私たちのスマホに届くメッセージはどういう状況で相手から送られてきたのか。普段は決して見ることが出来ない「相手側の生活」を垣間見た時に、『人形の家』=『NORA』は今を生きる我々の物語だと思うかもしれません。

 

主人公・ノラ役には黒木華、さらに名実兼ね揃えた豪華キャストが作り上げる日本版『NORA』

タイトルロールであり主人公のノラを演じるのはドラマ・舞台・映画とジャンルを問わず活躍する黒木華。2014年に、映画『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭・最優秀女優賞(銀熊賞)を日本人歴代最年少(当時23歳)で受賞しました。

NHK大河ドラマ『光る君へ』(2024)において宮中という男性中心社会で強くしなやかに生きた源倫子を演じた彼女が演じる新たなノラ(NORA)にご期待下さい!

さらに、ノラの人生を翻弄するキャラクターは人気も実力も兼ね揃えたみなさまにご出演頂くことになりました。銀行の頭取にまで上り詰めるも妻をお人形扱いする残念な夫ヘルメルを演じる勝地涼、みじめな境遇から抜け出すために足掻くもうまくいかないノラの友人クリスティーンを瀧内公美、さらに、とある秘密を武器にネチネチと執拗にノラを追い詰めるクログスタを鈴木浩介が演じます。

<あらすじ>

主人公・ノラは弁護士の夫・ヘルメルと仲睦まじく暮らしていた。献身的に家族と夫を支えるノラと「可愛いわが妻」と優しく妻を扱うヘルメルの間には子供もいて、誰から見ても理想的な生活を送っていた。クリスマスイブ、年明けから信託銀行の頭取として着任予定のヘルメルの元に彼の古くからの友人であるクログスタが訪れる。ヘルメルの部下になるはずだったクログスタは、実は周りからの評判が悪く、ヘルメルの頭取就任とともに解雇される運命にあった。代わりにクログスタのポジションに就くのはノラの友人で旦那を失ったクリスティーンだった。

 

【岡田利規芸術監督からのメッセージ】

現在わたしたちの内面・心・魂をなにより映し出しているのは、なんといってもわたしたち自身のスマートフォンの画面。ですから、近代劇の古典中の古典、イプセンの『人形の家』を現代化するために、登場人物たちのスマートフォンを窃視し、画面上のやりとりを見せるという手法を駆使して物語を示していくティモフェイ・クリャービン氏の演出アイデアは、鮮やかであるばかりか、このうえなく真っ当です。古典を、現代を生きる私たちのためのものとして用いる。その最良の例のひとつとなるだろう『NORA』が、みなさまを挑発します。

 

【演出:Timofey KULYABIN(ティモフェイ・クリャービン) プロフィール】

1984年、ロシア連邦ウドムルド共和国の首都イジェフスクで生まれ。2009年からはオペラ演出も手がけ、2014年のワーグナー『タンホイザー』では、その斬新で過激な演出がロシアの宗教界を刺激し国内で議論の的となる。2015年以降、ノヴォシビルスク州立劇場レッドトーチ・シアターで主任演出家(芸術監督)を務め、同劇場ではシェイクスピア『マクベス』、イプセン『ヘッダ・ガブラー』、プーシキン『オネーギン』、カフカ『審判』などを演出。チェーホフ、イプセン、プーシキン、ゴーゴリ、ストリンドベリなど古典作家の過激で現代的な解釈で知られる。2022年、ロシアによるウクライナ侵攻に対して反戦を表明。レッドトーチ・シアターの芸術監督を辞任。現在はドイツを拠点にヨーロッパで最も注目されている演出家の一人として活躍を続けている。

 

<メッセージ>

《Timofey KULYABIN氏に代わり、『NORA』ドラマターグRoman DOLZHANSKIY(ロマン・ドルジャンスキー)氏コメント》

演劇の基盤は、俳優が戯曲中のせりふをイントネーションや声のボリューム、表情を変えながら交互にやりとりすることだが、今では急激に古めかしいものになってきている。その答えは簡単で世界が変わっている、もとい、人々がコミュニケーションを取る方法がものすごいスピードで変化しているからである。この15年の間にWhatsApp, Instagram, Viber, TikTok、その他様々なメッセージをやりとりするSNSが表れ、そして発展したことが根本的に関連している。コミュニケーションは今では多くのレベルで、しかも全く違うフォーマットで行うことが出来る。

恐らくこのコミュニケーションツールの発展は個々の国で、それぞれのやり方で広がっていることだけれども、世界的な流行であることは明らかだ。SNSはただのコミュニケーションのツールではなく、世の中の雰囲気を作り上げたり、意図的に操作したり、何かを規制したり、または、政治的な立場を表したりするツールでもある。会話の手段が変わり、言語も変わり、使う言葉も変わった。今は電話をしたり直接会ったりせずに、完全にテキスト上でのやりとりばかりをしている。楽で、双方向のコミュニケーションじゃなく、それゆえに安心だと思うからだ。テキストでのやりとりは日々の生活から切り離せない。

劇場文化は否応なく人生とは切り離せない。だが今日、往々にして劇場が「どんな物語」を上演しているかはさほど重要ではない。最も重要なことは「どんな風」に語られているか、私たちはヘンリック・イプセンによって150年前に書かれたストーリー(『人形の家』)を現代ならではのコミュニケーション言語で上演することを決めた。ヴァーチャルリアリティー(仮想現実)上で繰り広げられる生活は実際の生活と裏表一体で、大抵は完全に一致しなければ、全く相反することもない。最も正確に描かれた「その人の人物画」はスマートフォンの画面に現れる。

 

  • Roman DOLZHANSKIY氏からのメッセージ(原文)

The theatrical matrix in which actors take turns delivering the lines of a play with different intonations, at different volumes, and with different expressions is increasingly beginning to seem archaic today. Simply because the world is changing — and the ways people communicate are changing very fast. Over the past fifteen years, these changes have been primarily connected with the emergence and development of social networks, WhatsApp, Instagram, Viber, TikTok, various messengers, and so on. Communication is now possible on many levels and in completely different forms.

Perhaps this process unfolds differently in different countries, but the global trend is obvious. Social networks have become not only a means of communication, but also organizers, instruments of manipulation, regulators of public mood, and political platforms. Speech is changing, language is changing, vocabulary is changing. Today, we truly text more often than we call or meet in person — it is easier this way, there is no direct contact, and therefore it feels safer. This has become an integral part of everyday life.

Theatre cannot help but respond to life. In general, today in theatre it is not so important what story is being told. What matters most is how it is told. We decided to tell a story written by Henrik Ibsen a century and a half ago in the language of contemporary communication — when life unfolding in virtual reality overlaps with real life and most often does not coincide with it or even contradicts it. And when the most accurate portrait of a person turns out to be the screen of their smartphone.

 

【主演:黒木華 プロフィール】

1990年3月14日生まれ、大阪府出身。2010年にNODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』でデビュー。2014年には山田洋次監督作「小さいおうち」で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を日本人最年少で受賞。日本の女優で受賞したのは史上4人目。テレビドラマやコマーシャル以外に映画での活躍も多く、近年は「アイミタガイ」や「せかいのおきく」で主演を務めた。今年の4月スタートの連続ドラマ「銀河の一票」では主演を務める。6月には出演映画「マジカル・シークレット・ツアー」が公開予定。その他にも出演待機作が数作控えている。近年の主な出演舞台は『ここが海』(加藤拓也作・演出)『ふくすけ 2024 -歌舞伎町黙示録-』(松尾スズキ作・演出)『ケンジトシ』(栗山民也演出)『閃光ばなし』(福原充則作・演出)『ウェンディ&ピーターパン』(ジョナサン・マンビィ演出)他。

 

 

<メッセージ>

1879年に書かれた『人形の家』に、現代欠かすことのできないスマホが取り入れられることによって、ノラや他の登場人物達の孤独や葛藤、欲求がより見えてくるのではないかと今からとても楽しみでなりません。

これまでのティモフェイ氏のワークショップを拝見し、これからどのように『NORA』が作り上げられていくのか大変興味深く、面白い作品になるに違いないと感じています。

東京芸術劇場へ観劇によく行きますが、舞台に立つのは2011年の『南へ』以来になるので、久々の広大な空間をしっかりと味わいたいと思います。

 


リア王 -King Lear-

“老い”を描き、上演の相次ぐ『リア王』。シェイクスピア悲劇の最高峰に名匠森新太郎は今、いかに挑むのか。

シェイクスピア四大悲劇の一つ、『リア王』は老境を迎える王が、権力も領土も娘たちの愛も全て失って転落するさまを描きます。”老い”、”世代交替”、”相続”等、超高齢化社会の現代日本が抱える切実な諸問題を映し出す傑作ゆえに、近年とみに上演されることが多く、同時代の名優が相次いでリア王役を演じる注目の作品となっています。今回、本作に挑むのは、日本演劇界を牽引する名演出家の森新太郎です。ミュージカルから古典劇まで幅広く手掛ける作品はいずれも現代性、社会性が透徹しており、特にシェイクスピア劇の演出で見せる鮮やかな手腕は高く評価されています。本作は悲惨な結末に突き進んでいく、救いようのない人間たちのドラマです。現代の世界を見渡しても、人類を滅亡に導きかねない諸問題を前に、なすすべもなく手をこまねいているのが私たちです。岡田新芸術監督の、”徹底的にヴィヴィッドに”というお題に応えて、森は、何の楽観的な救いもない、絶望に満ちた本作を通して、今に何を問うのか。期待の高まるところです。

 

名優 内野聖陽、念願のリア王役!個性豊かな実力派キャストが結集!

シェイクスピアのヒーローの中でも最難関のリア王役を演じるのは内野聖陽。舞台、映画、テレビと各方面で活躍し、いま最も充実した仕事ぶりを見せています。硬軟・老若取り交ぜ、多彩な役どころを演じる力量には定評があり、いずれもが強烈な印象を残す、はずれ知らずの50代。昨年WOWOW連続ドラマW『GOLD SUNSET』で、シニア劇団で「リア王」を演じる謎の老人を演じました。それ以来この役に寄せる熱い思いが、今回の出演につながりました。内野は当劇場で、同じくシェイクスピア四大悲劇の『ハムレット』を2017年に演じました。シェイクスピアの主人公の中でも最も聡明な、全てを知りつつ破滅する若いハムレットを48歳で演じ、いま57歳にして、最も愚かで無知なまま滅びていく老境のリア王を演じる・・・四大悲劇の両極にある二大ヒーローを10年のうちに演じる、このふり幅こそが、その真骨頂です。演出の森とは、『東海道四谷怪談』『THE BIG FERRAH』に続く三度目のタッグになります。このコンビの下に、魅力あふれる俳優陣が結集します。リアの長女を川上友里、次女を内田慈の、舞台・映像で活躍めざましい個性派の二人が、 三女コーディリアと道化の二役を若き実力派清水くるみが演じます。リアの重臣で悲惨な末路をたどるグロスターに山路和弘、最後まで忠義を尽くすケントに杉本哲太のベテラン勢。グロスターの私生児で親兄弟を裏切り、リアの娘たちを篭絡する悪漢エドマンドを前田公輝、嫡男ながら陥れられ辛酸をなめるエドガーを井之脇海のフレッシュな顔ぶれが演じます。長女と次女の夫は、和田正人大山真志、従者オズワルドは永島敬三の演技派が固めます。全ての登場人物が、愛に飢え、人を信じず、状況を見誤って転落していくすさまじいドラマを この顔合わせにより怒涛のごとく熱く激しく描きます。

 

<あらすじ>

長年王国に君臨した絶対権力者のリアは、王位と領土を譲渡すべく、娘たちの愛情を試す。甘言を口にする長女・次女をいさめて王に苦言を呈する三女コーディリア。最愛の末娘の不愛想な態度に激怒したリアはコーディリアを勘当し、長女・次女に領土を分割する。しかし頼った二人はリアを歓迎しない。その非道な仕打ちにリアは出奔し、道化とともに荒野で狂乱する。一方、臣下のグロスター家では、私生児のエドマンドの策略に嫡男エドガーが陥れられ、逃走。エドマンドはリアの長女と次女それぞれを篭絡して権力の座を目指す。悲惨な境遇の中で狂気に陥るリア、エドマンドの裏切りでとらわれて目をくりぬかれるグロスター。フランス王に嫁いだコーディリアはリアと再会を果たし、二人の姉に戦いを挑む。姉二人はエドマンドの愛、互いの領土をめぐって対立を深める…血で血を洗う抗争はやがて悲劇の結末を迎える…。

 

【岡田利規芸術監督からのメッセージ】

東京芸術劇場は、徹底的にヴィヴィッドな現代的問いとして機能させる、というコンセプトのもとで〈古典〉を扱っていきます。

森新太郎さん演出、内野聖陽さん主演の、希望のなさに打ちひしがれた果てに残る問いをわたしたちに突きつけてくれるようなヒリヒリした「リア王」が生み出されます。

 

【演出:森新太郎 (もりしんたろう) プロフィール】

2002年に演劇集団円に入ると、06年に『ロンサム・ウェスト』で演出デビュー。古典から現代劇まで幅広く手掛ける。またミュージカルにも挑戦し、ジャンルにとらわれない活動を行う。自身が主宰するモナカ興業でも活動中。13年に文化庁新進芸術家海外研修制度でアイルランドへ、18年にシンガポールへ留学。近年の演出作は、『マスター・クラス』『十二夜』(25)、『ヴェニスの商人』『ハムレットQ1』『メディア/イアソン』(24)、『NOISES OFF』『夜叉ヶ池』『バンズ・ヴィジット』(23)、『ヴィンセント・イン・ブリクストン』『奇跡の人』『冬のライオン』『ピーター・パン』(22)など。毎日芸術賞千田是也賞、文化庁芸術祭優秀賞、読売演劇大賞グランプリ及び最優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、WOWOW presents 勝手に演劇大賞演出家賞受賞、菊田一夫演劇賞を受賞。

 

 

<メッセージ>

リアという一人の王の破滅だけでなく、一つの世界秩序がいとも簡単に、凄まじいスピードで崩壊する様を描けたらと考えています。人間をこうまで無知無力、虫けら同然だと感じさせるシェイクスピア作品を私は他に知りません。新時代への希望などほとんど……あるいはまったく謳われていない終幕だからこそ、この劇がいま必要なのだと思う次第です。魂の俳優・内野聖陽さんと共に、〝リア王の荒野″に力強く分け入っていきたい。

 

【主演:内野聖陽 (うちのせいよう) プロフィール】

1968年9月16日生まれ、神奈川県出身。1993年に俳優デビュー。森田芳光監督作「(ハル)」で第20回日本アカデミー賞新人賞を受賞した。2007年にNHK大河ドラマ「風林火山」で主演を務め、「JIN」「臨場」などのドラマ、映画、舞台等多くの作品に出演。2019年放送のドラマ「きのう何食べた?」での演技も話題となった。最近ではWOWOWにて昨年2~3月放映の連続ドラマW「ゴールドサンセット」で、リア王を演じることにとりつかれた謎の老人を演じ、注目を集めた。主な出演舞台は『芭蕉通夜舟』『化粧二題』(鵜山仁演出)『笑の大学』(三谷幸喜作演出)『M.バタフライ』(日澤雄介演出)『ベガーズ・オペラ』『ハムレット』(ジョン・ケアード演出)『東海道四谷怪談』『THE BIG FERRAH』(森新太郎演出)他。

芸術選奨文部科学大臣賞、芸術祭演劇部門最優秀賞、菊田一夫演劇賞、読売演劇大賞最優秀男優賞、紀伊国屋演劇賞個人賞、モンテカルロ国際テレビ祭主演男優賞受賞。紫綬褒章受章。

 

<メッセージ>

なぜいま『リア王』を演じるか?それは、自分が納得いくリアという作品を見てみたいからです。17世紀のシェイクスピアの時代も21世紀の現在も、人間ってのは大して成長してないなということ。そして、非常事態の中で見せる人間の本音の絡み合いは、やはりワクワクするものがあること。そういう作り手のワクワク感をお届けしたいのと、やはり、創作過程で自分たちが思いもよらなかった景色が見えて来たら最高だなと思っています。何よりリアという作品を、今、初老の段階に入っている自分なら、どう演じるのかをみてみたいという感覚があります。

この企画を立ち上げた時はこんなにも『リア王』ラッシュが続くとは思いもよりませんでした。『リア王』には現代に生きる我々が直面している問題が多いからなのではと思ってます。国のトップの覇権争い、親子・血縁・側近のディスコミュニケーション、そして、老いや健康寿命の問題などなど…またリアかよと思われるかもしれませんが、森新太郎演出のリアは、絶対に面白くなる予感がします。

まずはテキストを深く掘り下げて内野ならではの感性でリアを自由に羽ばたかせたい。そして才能ある共演者の皆様とのセッションで面白い景色を沢山発見したいです。 森新太郎さんという現代演劇の気鋭の才能に、演者としてたくさん提示して創造的なセッションが沢山出来れば、きっといい結果が生まれると信じてます。 ご期待ください。

 

<公演概要>

公演名:『NORA』

原作:『人形の家』 ヘンリック・イプセン

演出:ティモフェイ・クリャービン

出演:黒木華 勝地涼 瀧内公美 鈴木浩介  ほか

公演日程:2026年7月15日~26日(予定)

会場:東京芸術劇場 プレイハウス

一般発売:2026年4月18日(土)(予定)

主催・企画制作:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

お問合せ:東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296 (休館日を除く10:00~19:00)

特設HP:https://nora.geigeki-classics.jp

※他に、宮城、愛知公演他予定

 

公演名:『リア王 -King Lear-』

作:ウィリアム・シェイクスピア

訳:松岡和子

演出:森新太郎

出演:内野聖陽               

前田公輝 井之脇海 清水くるみ 川上友里 内田慈

大山真志 永島敬三 和田正人 杉本哲太 山路和弘 ほか

公演日程:2026年9月21日~10月4日(予定)

会場:東京芸術劇場 プレイハウス

主催・企画制作:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

一般発売:7月予定

お問合せ:東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296 (休館日を除く10:00~19:00)

 特設HP:https://kinglear.geigeki-classics.jp

※他に 新潟、愛知、兵庫、岡山、福岡公演あり

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