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Release 劇場公演

踊り部 田中泯 「外は、良寛。」公演、東京芸術劇場で12/16より実施

2022年11月22日

踊り部 田中泯が最強の布陣で良寛に挑む!

 

芸劇 dance
踊り部 田中泯『外は、良寛。 』

身体言語:田中泯 言語空間:松岡正剛 空間投影:杉本博司

2022年12月16日(金)19:00 /17日(土)15:00,19:00 /18日(日)15:00
東京芸術劇場 プレイハウス

淡雪の中にたちたる三千大世界(みちおほち) またその中に淡雪ぞ降る
ひ、ふ、み、息鳴り(いきなり)
い、む、な、踊り部(おどりべ)
行ったところが、丁度よい。

 

踊り部 田中泯 『外は、良寛。』 RYOKAN The Minute Neigghbor 概要

禅僧、歌人、書家として名高い良寛。しかし良寛という存在は、実はそんなカテゴライズでは捉えきれない多面性を持つ。
いまなお表現者、研究者たちを惹きつけてやまない良寛の魅力とは何でしょうか?

「三千大千世界の淡雪の中で舞う良寛」
編集工学者の松岡正剛が独創的なイメージで論考した『外は、良寛。』に触発されたダンサー田中泯が、「踊り部」として、ただならない良寛にアプローチします。
この画期的な企てに現代美術作家の杉本博司が参画。これまでも表現の場を交差させ協働してきた三者が、「身体言語」(田中)「言語空間」(松岡)「空間透影」(杉本)の絶妙なコラボレーションで良寛を表象します。さらに本條秀太郎の唄と三味線、山口源兵衛の衣裳など当代きってのアーティスト、クリエーターたちが舞台を彩ります。フィジカルワーク、スタッフワークも田中泯ダンスを支えてきた選りすぐりが集結し、2022 年の掉尾を飾る『外は、良寛』。ダンス舞台芸術の極みにご期待ください

 

 

「身体言語」田中泯(ダンサー)
1945 年3 月10 日東京生まれ。1966 年クラシックバレエとアメリカンモダンダンスを10 年間学び、74 年より「ハイパーダンス」と称した新た
なスタイルを展開。当時の現代美術、文化シーンに先駆的な衝撃を与える。78 年パリ・フェスティバル・ドートンヌ(パリ秋芸術祭)におい
てルーブル装飾美術館で踊り、海外デビュー。既存のジャンルを超えた前衛的パフォーマンスは海外でも高い評価を得る。85 年からは山村へ移り住み、農業を礎とした舞踊活動を継続。「踊りの起源」への探求、“日常に存在するあらゆる場”を即興で踊る「場踊り」は、日本および世界各地で現在も繰り広げられ、その公演は3000 回を超える。また88 年拠点とする山梨で「白州・夏・フェスティバル」を開始、「アートキャンプ白州」(1993-99 年)、「ダンス白州」(2001-09 年)へと展開した。02 年映画『たそがれ清兵衛』(監督:山田
洋次)でスクリーンデビュー、第26 回日本アカデミー賞新人俳優賞、最優秀助演男優賞を受賞。その後国内外に関わらず多数出演。22 年1 月、田中泯ドキュメンタリー映画『名付けようのない踊り』(監督:犬童一心)が公開され、オンデマンド配信中。また千葉県・市原湖畔美術館で「試展-白州模写」を開催中( 2 0 2 3 年1 月1 5 日まで) 。
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「言語空間」 松岡正剛(著述家・編集者)
1944 年1 月25 日、京都生まれ。1971 年、工作舎を設立しオブジェマガジン「遊」を創刊。87 年、編集工学研究所設立。情報文化と情報技術をつなぐ研究開発に多数かかわるとともに、多様な知識とイメージを融合させるメディア、イベント、空間のプロデュースなどを手掛ける。2000 年よりインターネット上に壮大なブックナビゲーション「千夜千冊」を連載。またイシス編集学校を創設し、校長をつとめる。おもな著書は『ルナティックス』『フラジャイル』『遊学』『日本という方法』『国家と「私」の行方』『擬―「世」あるいは別様の可能性』『日本文化の核心』『千夜千冊エディション』(シリーズ)ほか多数。2020 年に「角川武蔵野ミュージアム」の館長に就任、独自の文脈によって約2.5 万冊の本が並ぶユニークな書棚空間を監修した。
https://seigowchannel-neo.com/profile
https://1000ya.isis.ne.jp/to

 

 

 

「空間透影」 杉本博司(現代美術作家)
1948年東京、御徒町に生まれる。1970年渡米、1974年よりニューヨーク在住。2008年建築設計事務所「新素材研究所」設立。2009年公益財団法人小田原文化財団設立。杉本博司の活動分野は、写真、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆、料理と多岐に渡る。杉本のアートは歴史と存在の一過性をテーマとしている。そこには経験主義と形而上学の知見を持って、西洋と東洋との狭間に観念の橋渡しをしようとする意図がある。時間の性質、人間の知覚、意識の起源といったテーマがそこでは探求される。主な受賞歴は、1988年 毎日芸術賞、2001年ハッセルブラッド国際写真賞、2009年高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)、2010年秋の紫綬褒章、2013年フランス芸術文化勲章オフィシエ賞、2017年文化功労者。主な著書に『苔のむすまで』『現な像』『アートの起源』『空間感』『趣味と芸術』『江之浦奇譚』『杉本博司自伝 影老日記』などがある。

 

 

 

<公 演 概 要>

踊り部 田中泯 外は、良寛。
Dance Min Tanaka RYOKAN The Minute Neighbor

2022(令和4)年
12月16日(金)19時 /17日(土)15時・19時 /18日(日)15時
東京芸術劇場プレイハウス

身体言語 田中泯 Min Tanaka
言語空間 松岡正剛 Seigow Matsuoka
空間透影 杉本博司 Hiroshi Sugimoto

【出演】
田中泯
石原淋
—–
緒形敦
甫木元空
三嶋健太

【スタッフ】
舞台監督:後藤恭徳(NIKE STAGE WORKS)
照明:アミ 小川伊久馬 (株式会社SECT)
音:村上史郎 高橋真衣
美術:田中らん
美術補:鈴木啓志 野中浩一 藤田龍平 森純平 山本亮介
映像制作:渡辺俊介
衣装応援:九(Yolken CO., LTD.)松原大介
舞台写真:平間至
記録映像:小森康仁(編集工学研究所)
宣伝美術:美柑和俊(株式会社MIKAN-DESIGN)
写真:市毛実
制作協力:太田香保 寺平賢司(株式会社松岡正剛事務所)
制作:石原淋 池田りさ 白井あずさ(Madada Inc.)
【会場】東京芸術劇場 プレイハウス
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1 (休館日を除く9:00~22:00)
JR、東京メトロ、東武鉄道、西武鉄道「池袋駅」西口より徒歩2分。(池袋駅地下2b出口直結)
https://www.geigeki.jp

【チケット発売日】
2022年11月5日(土)10:00~
【料金】(全席指定・税込)
S席6,500円 A席5,000円 65歳以上4,500円 25歳以下3,500円 高校生以下1,000円

【チケット取扱い/お問合せ】
◇東京芸術劇場ボックスオフィス
<電話> 0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)
※一部携帯電話、PHS、IP電話からは、ご利用いただけません。
<窓口> 営業時間:休館日を除く10:00~19:00
<WEB> https://www.geigeki.jp/t/
※24時間受付(メンテナンスの時間を除く)

【その他プレイガイド】
・チケットぴあ
セブン-イレブン (Pコード:515-921)
・イープラス
ファミリーマート店舗
・ローソンチケット
ローソン、ミニストップ店内 Loppi(Lコード:32849)
・Confetti (カンフェティ)
0120-240-540 ※通話料無料 (平日10:00~18:00 オペレーター対応)

【主催】
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場/東京都
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
協力:誉田屋源兵衛株式会社 株式会社大直 株式会社久住左官 plan-B

 

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