Release 募集
シアタートラム・ネクストジェネレーション vol.16-演劇- 参加アーティスト募集
2023年5月14日
選出アーティストは 2024 年 12 月シアタートラムにて上演
―芸術監督・白井晃からのメッセージも―
主催|公益財団法人せたがや文化財団 企画制作|世田谷パブリックシアター
後援|世田谷区
演劇界の登竜門として数々の才能を見出してきた「シアタートラム・ネクストジェネレーション」16 回目の参加アーティストを募集
世田谷パブリックシアターが 2008 年度より開催している、若い才能の発掘と育成のための事業「シアタートラム・ネクストジェネレーション」。公募により選ばれた団体またはアーティストに、シアタートラムでの上演機会を提供する。昨年度からは「演劇」「フィジカル」の 2 ジャンルに分け、隔年で募集。2023 年度は「演劇」ジャンルの団体・アーティストを募集する。
過去に選出され、現代の日本演劇界を牽引しつつある瀬戸山美咲(ミナモザ)、長田育恵(てがみ座)らに続く、次代の演劇界を担う若き才能からの応募者を募る。
「シアタートラム・ネクストジェネレーション」とは
2008 年、若い才能の発掘と育成を目的に開始。日本国内で舞台芸術活動を行う団体・個人を幅広く募集し、選考により決定したアーティストにシアタートラムでの上演機会を提供する。公演実施にあたっては、世田谷パブリックシアターが、会場提供だけでなく、参加アーティストのさらなるステップアップ、作品の醸成をバックアップ。
過去の受賞団体には、ミナモザ、てがみ座、悪い芝居等が名を連ね、若手団体の登竜門的存在として認知されている。近年では瀬戸山美咲(ミナモザ)、長田育恵(てがみ座)、野上絹代(快快)ら、受賞団体のアーティストが、世田谷パブリックシアター主催公演に登場、また演劇賞を受賞するなど、さらに活躍の幅を広げている。
2022 年度からは「演劇」「フィジカル」の 2 ジャンルに分け、隔年で募集。初のフィジカル部門である 2022 年度のアーティストとして、気鋭の振付家、女屋理音(room. Onaya Rion)を選出し、2023 年 12 月に「Pupa(仮)」の上演を予定している。
世田谷パブリックシアター芸術監督 白井晃からのメッセージ
世田谷パブリックシアターでは、今年も『シアタートラム・ネクストジェネレーション』の募集をいたします。昨年から、隔年で、演劇とフィジカルの2ジャンルに分けての募集となりました。舞台芸術のあらゆる可能性に門戸を開きたいという願いから、ジャンル分けをしています。というわけで、今年は「演劇」です。じゃあ、どこまでが演劇でどこからがそうではないのか、という疑問が生まれるかもしれません。しかし、それは皆さんの主観にお任せいたします。だから、我こそは新しい「演劇」の形である、と思える皆さんは、是非ともご応募いただきたいのです。表現が持っている宿命とも言えるのは、新しさへの追求です。たくさんのエントリーを心からお待ちしております。
世田谷パブリックシアター芸術監督 白井晃
◆応募要項
1.対象ジャンル
演劇
2.応募資格
(1)舞台芸術分野においてオリジナル作品を上演し、今後も継続的に上演活動を行なっていく意思のある団体または個人。(2)団体または企画の中心となるアーティストの活動実績が概ね 3 年以上あり、かつ過去に 3 作品以上の上演経験を有すること。
(3)新作、再演など形態は不問。
(4)日本国内で活動していること。居住地、活動拠点は不問。
(5)団体の代表者、または企画の中心となるアーティストの年齢が 2023 年 4 月 1 日現在で、20 歳以上、35 歳以下であること。
(6)応募団体として過去にシアタートラムでの上演実績がないこと。
(7)公演にあたっては、4.公演条件を満たせること。
3.採択数
1 件
4.公演条件
(1)シアタートラム(225 席)にて 1 作品 4 公演以上の上演を行うこと。
(2)劇場が設定した実施期間内で上演を行うこと。
(3)入場料は、劇場と調整した上で設定すること。
(4)劇場と確認のうえ、安全かつ円滑に作品を上演することができるスケジュール、予算計画、制作・実施体制を立てていること。
(5)舞台・音響・照明・制作などの経験あるスタッフを応募者側で準備し、設営・撤去・当日運営を行えること。舞台装置や衣裳などを自ら用意できること。
(6)上演にかかる必要な権利処理などの手続きは、すべて応募者の責任で行うこと。
(7)公演のクレジットに、以下の内容を記載すること。
[主催]応募者/公益財団法人せたがや文化財団
[企画制作]応募者/世田谷パブリックシアター
[後援]世田谷区
5.支援内容
(1)シアタートラム及び稽古場の会場費(3 週間程度)・付帯設備利用料
(2)公演時の場内案内係(もぎり、客席案内等)の業務・利用料
(3)世田谷パブリックシアターチケットセンターにおける票券業務
(4)制作協力(制作進行、チケット販売など応募者の課題に応じたサポート)
(5)広報協力(広報計画、プレスリリース作成、広報媒体への掲載等のサポート)、広報宣伝費の一部
(6)その他、応募者が作成する公演企画書・予算書をもとに、制作経費等支援内容を協議のうえ決定。
※(1)~(3)以外にかかる公演に必要な業務・費用は、すべて公演主催者(応募者)が負担すること。
6.応募方法
期限内に、提出資料を添えて応募フォームよりお申し込みください。
応募フォーム URL https://forms.gle/FEgBJtLt2w52kCbc9
<提出資料>
①公演企画書・演出プラン…A4 サイズ 4 枚以内、書式自由。
②上演予定台本(もしくは作品の構成が分かるもの)…A4 サイズ、表紙にタイトル・団体/アーティスト名・作家名を記載、ページ番号記載。
③団体/アーティストの概要・スタッフ/出演者の概要…A4 サイズ 2 枚以内、書式自由。
④予算書…A4 サイズ、2 枚以内、書式自由。
⑤活動資料(任意)…過去公演チラシ、パンフレット、舞台写真、劇評など。A4 サイズ、最大 5 ファイルまで。
*ただし、上演予定作品以外の戯曲は提出不要。
⑥映像資料…上演予定作品の映像、または、上演を予定する作品がイメージできる、団体の特色と実力が発揮されている最近の映像資料(ダイジェストや過度に編集されたものは不可)。
*①〜⑤は PDF データに変換し、それぞれ1つのファイルにまとめること。
*⑥は、動画プラットフォームもしくはクラウドサービスにアップロードのうえ、URL を記入してください。
*それぞれのファイル名の先頭に、必ず応募者名を記載すること。
*原則として、提出資料は全て応募フォームからアップロードすること。
7.実施期間・会場
[期間]2024 年 12 年 17 日(火)〜12 月 22 日(日)
[会場]シアタートラム
*上記日程には、仕込・リハーサル・本番・撤去等すべてを含みます。
*仕込・リハーサル・本番を併せた 6 日間を基本としますが、選考後に応募者と協議して上演日程を決定します。
8.留意事項
(1)提出された資料は返却いたしません。
(2)審査の内容及び結果に関する質問はお受けできません。
(3)新型コロナウイルス感染症等の状況により開催日・収容人数の制限など、開催条件に変更が出る可能性があります。
9.申込締切
2023 年 7 月 9 日(日) 23:59
10.選考方法
提出された資料を基に総合的に選考いたします。選考過程においてヒアリングを行う可能性がございます。
11.結果発表と通知
2023 年 8 月下旬(予定)。応募者全員に対してメールにてお知らせします。
12.お問合せ(メールで受付)
世田谷パブリックシアター ネクストジェネレーション―演劇―担当 tramng@gmail.com
主催:公益財団法人せたがや文化財団 企画制作:世田谷パブリックシアター 後援:世田谷区
シアタートラム・ネクストジェネレーション 過去参加アーティスト
vol.1(2008 年度)
・サスペンデッズ
・toi
・エビビモ pro.
vol.2(2009 年度)
・快快
・演劇ユニット G.com
・FUKAIPRODUCE 羽衣
vol.3(2010 年度)
・文月堂
・ミナモザ
・インパラプレパラート
vol.4(2011 年度)
・世田谷シルク
・演劇ユニット てがみ座
vol.5(2012 年度)
・カムヰヤッセン
・演劇集団 砂地
vol.6(2013 年度)
・tamagoPLIN
vol.7(2014 年度)
・趣向
vol.8(2015 年度)
・開幕ペナントレース
vol.9(2016 年度)
・泥棒対策ライト
vol.10(2017 年度)
・to R mansion
vol.11(2018 年度)
・らまの
vol.12(2019 年度)
・悪い芝居
vol.13(2020 年度)
・PANCETTA
vol.14(2021 年度)
・安住の地
vol.15(2022 年度)
・女屋理音(room. Onaya Rion)
「Pupa(仮)」2023 年 12 月シアタートラムにて上演予定