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Release 劇場公演

世田谷パブリックシアター「せたがやアートファーム2024」で、カナダ・ケベック州より2つのカンパニー招聘。

2024年5月23日

今年度より新たにスタートする夏のアートフェスティバル「せたがやアートファーム2024」のプログラムの一環として、シルク・ドゥ・ソレイユ等の名門カンパニーを多数輩出してきた現代サーカスの宝庫、カナダ・ケベック州より、2つのカンパニーを招聘。どちらの作品も、夏休みにぴったりの子どもから大人まで楽しめるノンバーバルシアターです。

▼せたがやアートファームとは

「せたがやアートファーム」は、世田谷パブリックシアターが2024年より新たにスタートする夏のアートフェスティバルです。期間中は、劇場がアートで満たされた「農園」となって、演劇・ダンス・音楽・サーカス・落語などのパフォーマンスやワークショップといった、子どもと大人の垣根なく誰もが楽しむことのできるさまざまな催しを開催してまいります。

 

 

7月26日〜28日 世田谷パブリックシアター『マシーン・ドゥ・シルク『ゴースト・ライト』を上演

独自のスタイルで現代サーカスシーンを築いたカナダ・ケベック州から、サーカスの新境地を切り拓く要注目カンパニー、マシーン・ドゥ・シルクが来日!
2人のパフォーマーが飛翔と落下の間で紡ぐ、詩情あふれるスペクタクル『ゴースト・ライト』を上演

©Emmanuel Burriel

 

驚きと笑いが交差するパフォーマンスで熱狂を巻き起こしたマシーン・ドゥ・シルクが6年ぶりに来日

マシーン・ドゥ・シルクは、「シルク・ドゥ・ソレイユ」「シルク・エロワーズ」「セブン・フィンガーズ」といった数々の名門カンパニーを輩出してきた現代サーカスのホットスポット、カナダ・ケ
ベック州を拠点に活動する現代サーカスカンパニーです。
2013年設立とまだ若いカンパニーですが、多くの受賞歴を持つ才能あふれるパフォーマー陣を擁し、高度なサーカステクニックに音楽や演劇のパフォーマンス、テクノロジーの要素を巧みに組み合わせた革新的な作品を創作しています。これまでの公演数は世界中で1000回を超え、カナダ国内のみならず、国際的にも高い評価を得ています。
2018年の初来日時には、カンパニーと同名の作品『マシーン・ドゥ・シルク』を各地で上演。度肝を抜くスリリングでパワフルなアクロバットに、爆笑をさらうコメディタッチのパフォーマンスや生演奏の音楽などで観客を魅了し、日本中に現代サーカスの魅力を印象づけました。
今回6年ぶりの来日で、マシーン・ドゥ・シルクが世田谷パブリックシアターへ初登場を果たします!

 

ティーターボード(シーソー)のみのシンプルな舞台で繰り広げられる、2人のパフォーマーによる詩情あふれる超絶アクロバットパフォーマンス

『ゴースト・ライト』は、マシーン・ドゥ・シルクの中でも人気の「ティーターボード(シーソー)」のスペシャリストで、サーカスアーティストの登竜門と言われる「Festival Mondial du Cirque de Demain」で金賞を受賞した、マキシム・ロレンとユーゴ・ダリオによってうまれたデュオ作品です。
ゴーストライトとは、幕が下りた後の劇場に灯るただ一つの常夜灯のこと。劇場に棲むゴーストたちはこの光に引き寄せられ、前世のエネルギーを感じながら互いにぶつかりあい、退けあい、そして再び抱きあう…舞台の中心に置かれた回転するシーソーのような器具、ティーターボードでは、板の片側に一人のパフォーマーが、反対側にもう一人が立ち、板を反動させることで高い空中でのジャンプやさまざまなアクロバット技術を組み合わせたパフォーマンスを行います。

まるで無重力かのように、身体ひとつで高く軽やかに飛翔する陶酔感と、一方で飛び上がったら必ず落下するという避けがたい宿命の中で、二人は密接に連携し、それぞれの動きやタイミングが完璧に合わさることで、息をのむような見事な技の数々を繰り出します。アクロバティックな動きで二人の関係性が次々に変化していく光景からは、言葉はなくとも豊かなポエジーを感じることができるでしょう。
卓越したアクロバットに幻想的な光やアップビートな音楽を織り交ぜた魅惑的なパフォーマンスで、子どもから大人まで世代を超えて楽しめるノンバーバルシアターです。

 

▼プロフィール

マシーン・ドゥ・シルク(Machine de Cirque)2013年設立。2015年にカンパニー名を冠した最初の作品『マシーン・ドゥ・シルク』で大成功をおさめ、2018年に発表した『トラック・ストップ』ではアメリカ大陸を横断する公演ツアーを行う。2019年には作品の独創性やカンパニーの影響力と認知度の向上を評価され、Prix Ville de Québec 2019を受賞。現代サーカス、音楽、演劇が見事に融合した創作で評価を高め、これまでにヨーロッパ、アジア、北アメリカで1000回以上の公演を行い、その回数は現在も増え続けている。2024年夏には、日本の伝統的な技法「金継ぎ」から着想を得た新作『Kintsugi』の初演が控える。

©Loup William Theberge

 

▼公演概要

【公演名】マシーン・ドゥ・シルク『ゴースト・ライト』
【作・演出】マキシム・ロレン ユーゴ・ダリオ
【出演】マキシム・ロレン ギヨーム・ラルーシュ
【日程】2024年7月26日(金) 19:00/7月27日(土) 14:00/7月28日(日) 14:00
【会場】世田谷パブリックシアター
【主催】公益財団法人せたがや文化財団 【企画制作】世田谷パブリックシアター
【後援】世田谷区 【協力】ケベック州政府在日事務所 【協賛】エア・カナダ

『ゴースト・ライト』公式ホームページ https://setagaya-pt.jp/stage/15673/

 

 

8月8日〜10日 シアタートラム ル・グロ・オルテイユ『図書館司書くん』を上演

想像力でどこまでも!本の世界を縦横無尽に大冒険!
大人も子どもも夢中になれる陽気なショー『図書館司書くん』を上演
カナダ・ケベック州発のパフォーマンスカンパニー、ル・グロ・オルテイユが待望の初来日

(c)RobertGilbert

旅や夢をテーマに、子どもたちの想像力を膨らませる作品で人気を博すル・グロ・オルテイユが初来日

ル・グロ・オルテイユは、カナダ・ケベック州を拠点として活動するパフォーマンスカンパニーです。ル・グロ・オルテイユという名前はフランス語で「足の親指」を意味し、コミカルな動きや表現などで観客を楽しませるクラウンに演劇やサーカスの要素を融合させ、旅や夢をテーマに子どもたちの想像力を膨らませる作品を創作しています。子どもから大人まで笑って楽しめる内容の中には、サーカス・アートをベースとした高度なテクニックや、さりげない教育的メッセージが込められています。
これまでカナダ国内はもちろん世界各地の劇場や学校、フェスティバル等で上演し、多くの観客を魅了してきた彼らが待望の初来日を果たします!今回の公演に際し、パフォーマーのイポリットは日本語のセリフを覚え、全4回のうち3回を日本語で上演します。(1回はフランス語での上演)

 

本が大好きな主人公が、ゆかいなパフォーマンスで本の登場人物になりきる!

『図書館司書くん』は、図書館が開館するまでの50分間の物語で、子どもから大人まで楽しめるノンバーバルシアターです。
主人公のポール=エミールは、一見いたって真面目な町の図書館司書。本が大好きで、大変几帳面な仕事ぶりですが、ひとたび本を開くと彼は我を忘れて物語の世界に引き込まれ、アクロバットやジャグリング、ブレイクダンスからビートボックスまで、ゆかいなパフォーマンスで次々に本の登場人物になりきります。ラブストーリーの中の恋人たち、ミッションを遂行する秘密のエージェント、ときには猿にまで!
遠い国の物語であっても、ロマンスやサスペンスであっても、想像力さえあれば本は思いもかけない世界へ私たちを連れて行ってくれるのです。

 

▼プロフィール

構成・演出|マリー=エレーヌ・ダムール(Marie-Hélène D’amours)
カナダ・モントリオール出身。ケベック大学モントリオール校で演劇を、エコール・ド・シルク・ドゥ・ケベックでサーカスを学んだ後、エアリアルを専門としたカンパニー、ル・シルク・アン・レールを設立。2001年から2003年にはクラウンとしてのトレーニングを積む。その後、フランス語圏ヨーロッパを中心にサーカス、ミュージカル等に出演するとともに、世界各地でサーカスワークショップも行う。2013年、若い観客に向けたパフォーマンスを行うため、モントリオールでル・グロ・オルテイユを設立。

出演|イポリット(Hippolyte)
フランスの高校で4年間演劇を学んだ後、ニュージーランド、オーストラリア、フランス、ケベックほか世界各地でストリートパフォーマーとして活動を始める。その後数年間、アクロバットやブレイクダンス、チャイニーズポール等のトレーニングを積む。以降、ル・グロ・オルテイユをはじめ多くのカンパニーでフィジカルパフォーマーとして活躍している。

 

▼公演概要

【公演名】ル・グロ・オルテイユ『図書館司書くん』
【演出】マリー=エレーヌ・ダムール 【出演】イポリット
【日程】2024年8月8日(木) 15:00/8月9日(金) 11:00/8月9日(金) 15:00(フランス語での上演)/8月10日(土) 13:00
【会場】シアタートラム
【主催】公益財団法人せたがや文化財団 【企画制作】世田谷パブリックシアター
【後援】世田谷区 【協力】ケベック州政府在日事務所
【『図書館司書くん』公式ホームページ】https://setagaya-pt.jp/stage/15679/

<長野公演>
【日程】8月3日(土)、4日(日)
【会場】まつもと市民芸術館小ホール
【お問合せ】まつもと市民芸術館チケットセンター TEL: 0263 – 33 – 2200(10 : 00~18 : 00)
http://www.mpac.jp

<春日井公演>
【日程】8月12日(月・休)
【会場】春日井市東部市民センター
【お問合せ】(公財)かすがい市民文化財団 TEL: 0568 – 85 – 6868
http://www.kasugai-bunka.jp/

 

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