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Release 制作発表劇場公演

東京サンシャインボーイズ 30年ぶりに集結 制作発表会見

2024年7月14日

東京サンシャインボーイズが、30年の充電期間から約束通り復活!

東京サンシャインボーイズは、1983年に三谷幸喜が高校、大学の同級生と旗揚げした劇団。
旗揚げ当初の合言葉は“3歳児から瀕死の老人までが楽しめる芝居”。無国籍風のミュージカルタッチの作品、大都会に生きる人々の哀感をユニークな状況設定の中に描くシチュエーションコメディ、宇宙人や貧乏神や童話の主人公と人間の触れ合いを奇抜なタッチで描いたファンタジードラマ、家族の事情を新しい視点で描いたホームドラマと実に様々な形式の作品を上演してきた。
しかしながら小劇場界の誰にも影響を受けていない三谷幸喜独自の作風は当時まだまだ受け入れられず、活躍する様々な小劇団を傍目に全く動員の伸びない劇団として悔しい日々が続いた。

そんな劇団が1990 年ごろから「彦馬がゆく」「12 人の優しい日本人」「ショウ・マスト・ゴー・オン」「ラヂオの時間」と立て続けに話題作を上演し、瞬く間に“チケットの取れない劇団”と言われるようになります。その作品に共通していたのは群像劇であることです。1人の英雄の物語ではない多くの凡人の物語。1人1人がのっぴきならない状況にあっても決してくじけず、僅かな希望を求めてひたむきに生きる。そんな人間の踏ん張りどころや人間臭さを三谷幸喜が軽やかに描きメンバーが演じる。そこに畳み掛けるような笑いと多くの共感が生まれました。

そして1994 年、いきなりの活動休止宣言。実質的な解散でした。解散直前公演「罠」の仮チラシにはこんな告知を出しています。

– 東京サンシャインボーイズからのお知らせ – 誰にも影響を受けず、誰にも影響を与えずにやってまいりました東京サンシャインボーイズですが、よりクオリティの高い舞台をお届けするため、次回公演(「東京サンシャインボーイズの『罠』」)をもちまして、30 年の充電期間に入ることになりました。2024 年、老境サンシャインボーイズ第1 回公演(「リア玉(仮題)」)をどうぞお楽しみに。

解散当時そのほとんどが20 代30 代だった劇団員等はその後、舞台、テレビ、映画とそれぞれのフィールドで大活躍。約束通り2024年充電期間を終えて帰ってきた。
『面白い芝居を多くの皆様に見て頂きたい』そのためだけに彼らは三谷幸喜の元に再結集しました。

■<会見並び> 上段下手から/吉田羊、西田薫、野仲イサオ、甲本雅裕、阿南健治、小原雅人、近藤芳正、谷川清美 下段段下手から/福島三郎、宮地雅子、相島一之、三谷幸喜、梶原善、西村まさ彦、小林隆

 

復活の演目は『蒙古が襲来 -Mongolia is coming』

東京サンシャインボーイズ 復活公演
『蒙古が襲来 -Mongolia is coming』

2025年 2月9日(日) 〜 3月2日(日) PARCO劇場

全国TOUR 3月/岡山、京都、松本、仙台 4月/札幌、大阪、豊橋、福岡 5月/那覇

作・演出 三谷幸喜
出演 相島一之、阿南健治、小原雅人、伊藤俊人、梶原善、甲本雅裕、小林隆、近藤芳正、谷川清美、
西田薫、西村まさ彦、野仲イサオ、宮地雅子、吉田羊

 

 

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